あなたは他人を「妬んだり」あるいは、他人から「妬まれた」ことはありますか。ありますよね。

誰でもあるこの「妬み」「妬まれる」感情への対応を考えてみましょう。

【現状を考える】
(1)出世であったり、何かに秀でると足を引っ張られるといった相談ある
(2)嫉妬や妬みは誰でも持つ感情
(3)自分が妬む気持ち、自分が妬みの対象となったき 両方の対処学び必要

足を引っ張ろう、妬みをうけるの相談はそれなりにあります。

自分が妬みの対象になってしまう、あるいは自分が相手を妬むような、卑屈な気持りになるということです。

感情として、嫉妬や妬みは誰しもあるが、その後の対応や対処法は「気持ちの学習」をしているかどうかの差が大きいようです。

自分が相手を妬みそうになったとき、逆に自分が相手から妬まれたとき、どうするのが望ましいかを学ぶことは大事ですね。

【課題を「なぜなぜ」で展開します】
(1)嫉妬や妬みは、自分が同等の相手への感情
(2)例)大谷翔平選手を妬むことはまず無い(異次元過ぎて、自分は相手にならず)
(3)自分と同等だったと思っていたものが、自分を上回り始める。先に行きだす。
(4)当然、そこに「寂しさ」が生じる
(5)違う世界に行って「いなくなる」感覚が、妬みのもと

妬みは、自分が同等、あるいは近い存在と思っていた人が「上」に行った時に起こる感情。

【例】大谷翔平選手の人気・実力を妬むことは、まずありえない。
 → 誰もが認める異次元の超一流の野球選手である→どう逆立ちしても自分と同等ではない。
大谷選手が今の結果を出せるようになったかの努力・苦労を僕たちは(何となくでも)知っているから → 頑張っているからこそ素直に賞賛できる

→逆に言えば、「タナボタ的」な幸運を得た場合、妬みの対象になりやすい。
ただし、その「タナボタ的」な幸運も、ご本人の努力の上に成り立っていることが多い。

【対策・まとめ】
(1)誰しも嫉妬、妬みはある
(2)但し、酷い嫉妬、妬みは自分が損をする(自分がもっても、受けても)
(3)自分が妬むときは、今の自分自身が持っていて、相手がもっていないものを考える
(4)自分が妬まれた時、距離をとる

酷い妬み、落とそうとする相手とは距離をとるを取るのがベストです。一緒にいることもメリットがありませんね。

ただそうは言っても、学校・職場など距離が取りにくい場所もあります。この場合、物理的な距離ではなく、心理的な距離を取るのがよいでしょう。

ちょっと言葉は良くないのですが、自分が「上」になる、相手よりも上回っているものを意識することも大事です。

自分がもっているものがあって、相手がもっていないものを比較すれば、意外と自分も「持っている」と思え、妬みの気持ちも少しは和らぐでしょう。

何をしても、相手が上回っているということは、そうないはずです。

結局、妬む気持ち、妬まれる気持ちで、あなたの心持ちが悪くなり、あなたが支配されるのが一番よくない。

自分が妬んでしまう場合は自分の中の気持ちの整理をすること。

自分が妬まれる場合は、もしかすると、自分はもう「上」の段階に行っており、付き合う相手ではないのかもしれません。

【結論です】
1 自分が妬むとき
→ (表現として失礼ながら)自分が上になっている部分に注目する。気持ちを整える。
2 自分が妬まれたとき
→ 人間関係見直しのチャンス。(傲慢ではなく)自分のレベルがあがり、付き合うべき人が変わったということかもしれない。

一番は、「比較」しない心持ちになればよいのでしょうが、そう簡単でもないですよね。寝妬みは誰でも起こる感情。うまく心の整理ができるような学び・訓練は大事かもしれませんね。

【本文の事前ネタまとめノート】
妬む気持ちへの対処1

妬む気持ちへの対処2

それではまた!

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